2017.06.27
患者さんと歯科衛生士を繋ぐ、システムの導入を検討していた際にお世話になった、株式会社プラネットの中川さんがFacebookでシェアしていた記事です。
国会における歯科医療についての質疑応答〜安部総理、塩崎厚労大臣、山田宏議員
https://www.whitecross.co.jp/articles/view/569/0
口と全身の健康の関係についての話題が、国会でも取り上げられました。
山田宏議員が杉並区長の時に実施してきたことと、企業の取り組みが報告されています。
安部総理が、むし歯で歯科に頻繁に通院しているのは、予防歯科の勉強会に出ている歯科医療従事者の間では、有名な話。
歯がなくなる原因は、むし歯と歯周病が75%なので、「むし歯と歯周病にならないように歯科に通う」ことが、普通のこととなるように、安部総理も、むし歯治療が終わってからも、健康を維持するために歯科に通院して頂きたいと思います。
2017.06.13
酒田で熊谷先生にコミュニケーション・ギアのサイトを教えて頂いてから、患者さんへの予防の説明がしやすくなりました。
コミュニケーション・ギア
http://www.c-gear.net
上の図は、第一大臼歯の生涯を図に表したものです。
6歳で乳歯の後ろに生えてくるので、「六歳臼歯」とも呼ばれます。
生えたての歯は柔らかいので、かみ合わせの溝がむし歯になりやすいです。
リスクの評価をせずお口の中の環境も整えないまま、茶色くなっているからと削ってしまうと、
また、むし歯になって再治療が繰り返されます。
だいたい7年から8年周期で再治療を繰り返すと、残念ながら、3〜4回目の治療で抜歯になります。
では、その抜歯理由はなんでしょうか?
むし歯と歯周病が75%なので、むし歯と歯周病にならないように歯科に通院すれば歯は守れるのです。
では、むし歯と歯周病を防ぐためにはどうすればいいのでしょう。
細菌のかたまりであるバイオフィルムは、こすらないと落ちません。
むし歯と歯周病を防ぐには、Point1原因の除去とPoint3継続的なケアは、患者さんご自身で行って頂きますので、私たち歯科衛生士がケアの質を向上させるお手伝いをします。
お口の中の環境を整えてから、このようなセラミックの治療を受けていただくと、むし歯にもなりにくく若々しい口もとになります。
(後ろから2番目。天然の歯のように見える第一大臼歯は、当院の歯科技工士が作成したセラミックの歯です。)
予防ばかりのブログになっていますが、当院は審美治療をメインに行っております。
2017.06.06
むし歯予防デーの日曜日。
井上和さんのプラークコントロール「人間はなぜ歯を磨くのか」セミナーを受講しました。
プラークコントロールとは。
プラークコントロールは、歯に付着したプラーク(歯垢)の量を減らすことです。
プラーク中の細菌が産生する「酸」や「毒素」が虫歯や歯周病の主な原因となるため、プラークコントロールをしっかりと行って細菌の数を減らせば、虫歯や歯周病を予防・改善させることができます。
むし歯と歯周病の原因である、プラークはこのように歯の表面についています。
残念ながらプラークは、こすらないと落ちません。
病気の原因を落とさないと、病気は治りません。
しかも、私たちがお手伝いできるのは、3ヶ月に1度通院していただいている場合、365日のうちの4日。
約1パーセントの時間ですので、残りの99パーセントの時間は患者さんご自身が質の高いプラークコントロールができるようになっていただけるように、歯周治療を行っている時から、歯ブラシや歯間ブラシ、フロスの練習の時間を多く取らせていただいています。
いろんな道具が使えるようになると、お口の中が必ず変わってきます。
フロスのオススメは、郷ひろみさんも愛用しているという、株式会社オーラルケアのフロアフロス。
唾液を含むと膨らむので、プラークがごっそり取れます。
1度使うと手放せません。