2016.07.25
7月3日に理事長の出身大学である日本歯科大学で、第3回スーパー日歯会を主催致しました。
今回は、米国ロマリンダ大学に留学経験があり、現在日本でご活躍されている、梅津先生、多保先生、松田先生にご講演頂きました。
同じ畑から成長していった先生方のご活躍を身近で見せて頂き刺激を受け、これからの歯科医師人生の道しるべとなりました。
演者の先生方、運営メンバーの先生方、参加して頂きました先生方、ありがとうございました。
今後も継続して開催致しますので、今回ご参加頂けなかった先生方も次回はお待ちしております。
2016.07.11
「歯が痛くなった時に歯科に通う」日本人と、「歯の健康を維持するために歯科に通う」スウェーデンやアメリカ人との、定期健診受診率と70歳時の残存歯数を比べたものです(サンスター調べ)。
世界の長寿国の日本人の70歳時の歯の数は、スウェーデン人とアメリカ人と比較すると半分以下という残念な結果であることがわかっています。
しかし、スウェーデンやアメリカと同じように、「歯の健康を維持するために歯科に通う」ことを選択すると、日本でも同じ結果になります(日吉歯科診療所調べ)。
歯を失うのは老化ではありません。
健康なうちから、歯を残すために歯科に通いましょう。
毎日のセルフケアの仕方も、検診の時に確認してもらって下さいね。
8020推進財団
「受けていますか歯科検診」
http://www.8020zaidan.or.jp/info/exam.html
2016.07.04
実は、大人のむし歯の80%はやり直しの治療です。
歯科検診で「虫歯があります。」と言われ歯科に行くと、削ってCRと呼ばれる、白いプラスチックや、インレーと呼ばれる部分的な銀歯に置き換わります。
治療が終わって「また、何かあったら来て下さい。」と言われて数年後に歯科に行くと、今度は神経を取る治療を行い、土台を作って、まるっと被せるFMCという被せ物に置き換わります。
しばらくすると、歯ぐきよりも下の部分に虫歯が広がってしまっていたり、土台から外れてきたり、歯が割れるというトラブルが起こり、残念ながら「抜歯」になるというのが歯の一生です。
一番よいのは、「虫歯が出来ないように、子供の頃から予防を行うこと」「問題が起こらないようにメインテナンスに定期的に通院すること」なのですが、再治療で保険治療の銀歯にするか?セラミックにするか?迷った場合は、セラミックをおすすめします。
セラミックは劣化することがないため、長く使うことができます。また、歯としっかり付くため取れることもほとんどない材料です。審美性にも優れ、金属を使わないために歯や歯茎などが黒くなることもなく、金属アレルギーにもなりません。(ただし強い力が加わると欠けることはあります。)
「予防」という観点から見ても、セラミックは、虫歯や歯周病の原因となるプラークが付きにくいのでおすすめしております。
当院でセラミック治療をした患者さんは、「舌で(セラミックを)触った時の感触が、ツルツルして気持ちよい」とみなさんおっしゃいます。
最後は抜歯まで行き着く「銀歯治療」の負の連鎖
http://www.news-postseven.com/archives/20160629_424622.html